成長戦略の骨子発表

成長戦略の骨子の発表があった。朝日新聞の記載を紹介します。

政府の産業競争力会議（議長・安倍晋三首相）は１０日、、今月２７日に閣議決定する予定の
成長戦略の改訂版の骨子を公表した。

昨年の成長戦略で「残された課題」になっていた女性支援策や労働規制、農業の改革などに
着手しつつ、日本の「稼ぐ力」を強化して成長を本格化させるとした。

骨子は成長戦略の大まかなメニューを示すもの。１６日に開かれる次回の産業競争力会議
で詳しい内容を盛り込んが素案をまとめる。

骨子は、経済成長に向けた「過去最大の潜在力」と位置づける女性の就労支援や外国人の
活用を挙げた。５年で３０万人を増やす学童保育の拡充や、外国人技能実習生の受け入れ
期限を最大５年とすることなどが具体策だ。

質の高い医療サービス提供のため、公的保険が使える診療と自由診療を組み合わせた
「混合診療」の拡大も挙げた。

ベンチャー支援、東京五輪を見据えた観光振興などにも取り組むとしている。
一方、農協改革、法人税減税などは、政府与党内で調整が続いている。

安倍首相は「マラソンでいえば最後の国立競技場に入ろうとするところ。
ラストスパートの決意で頑張ってほしい」と指示した

成長戦略の改訂の骨子

雇用・人材
　・学童保育の拡充による女性の活躍促進
　・配偶者控除の見直し
　・労働時間規制の見直し
　・外国人技能実習制度の抜本見直し

医療
　・混合診療の拡大
　・健康関連産業の活性化

農業
　・農業委員会、農協の改革
　・品目ごとに団体を整備し、輸出を促進

競争力強化
　・成長志向型の法人税改革
　・公的、準公的資金の運用見通し
　・国家戦略特区の強化

などがうたわれている。

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タグ：政策