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ニホンウナギ 、絶滅危惧種に指定 [絶滅危惧種]

ニホンウナギが絶滅危惧種に指定を受けたため調べてみた。

IUCN=国際自然保護連合は12日、ニホンウナギについて、近い将来、絶滅の危険性が、
高いとして絶滅危惧種に指定し、レッドリストに記載しました。

スイスに本部のあるIUCNでは、専門家のグループが、世界的なさまざまな野生生物について
絶滅のリスクなどを評価し、「すでに絶滅」から「情報不足」までの8段階に分類したレッドリスク
を毎年数回、改定し、発表してきた。

ニホンウナギがが絶滅危惧種として指定された理由としてIUCNでは、生息地の減少、水質の
悪化、海流の変化、乱獲などを挙げている。

生息環境を考えると、川岸もコンクリートで固められ、ウナギのエサとなる川エビや小魚も少なく
なっているといわれています。

IUCNのレッドリストとは

動物や植物などさまざまな野生生物について、生息数のデータなどに基づいて専門家が評価
したうえで、8つの段階に分類して発表しています。

 すでに絶滅
 野生の環境では絶滅
 ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高い
 近い将来、野生での絶滅の危険性が高い・・・・ニホンウナギはこのカテゴリーにあたる。
 絶滅の危険が増大している
 今後、絶滅危惧に移行する可能性があるとされる準絶滅危惧
 懸念は少ないとされる経度懸念
 情報不足
この8つのカテゴリーにに分けられる。

レッドリストは各国政府の政策担当者やNGOなどの多くが基礎的な資料として利用している
ことから、今後、絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約の
会議などで規制を求める世論が高まることも予想される。

私たちが現在食べているウナギの半分以上が中国や台湾からの輸入です。国内産でも
養殖用の稚魚は多くは中国などの輸入です。

私達が食べるウナギは、河川で捕獲する天然ウナギと、その稚魚である天然のシラスウナギに
エサを与えて大きくした養殖ウナギの二つがある。
天然の親ウナギもシラスウナギもそのどちらも数が急速に減っている。

1963年には年間232トンとされたシラスウナギですが、年々少なくなり昨年はついに5,2
トン(7月データ)と過去最低に減ってしまいました。

ニホンウナギはマリアナ海峡で生まれ、日本だけではなく、台湾、中国にもたどり着きますので、
足りない分、そうした地域から輸入されてきました。

遅まきながら日本の水産庁も、シラスウナギの漁獲量を制限したり、親ウナギの漁期を制限
したりなど対策に乗り出してきました。

政府は5月23日2013年度の「水産白書(水産の動向)」を閣議決定した。養殖業の持続的発展を
目指すことが、水産物供給を確保するうえで重要と強調している。

ニホンウナギや、ヨーロッパウナギのように急激に資源が枯渇することがないように、フィリピンや
インドネシアの政府は、ピカーラの稚魚の輸出を規制しています。

ウナギの種類は海流に乗って西へ分布域を拡大したグループ。(ヨーロッパウナギ・アメリカウナギ
アフリカ)起源した場所付近にそのまま残ったグループ(ニホンウナギ、オーストラリアウナギ、
その他)に分かれる。

ニホンウナギは生息地域は日本本州から北ベトナムまでの東アジアに分布している。

今年は養殖に使う稚魚(シラスウナギ)の豊漁を受けて卸価格は直近1か月で1ー2割下落した
そうである。

例年、ウナギは需要がピークを迎える7月下旬の土用の丑(うし)に向けて相場が上がる傾向が
ある。といいます。今年の土用の丑の日は7月29日です。
ウナギは高いので何回も食べるわけではないがあまり高くならないよう願う。




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