学校で熱中症 [部活動で熱中症が増加]
朝日新聞の掲載記事です。熱中症にかかる季節がやってきました。特長と注意点の紹介をします。
部活動など学校で熱中症をおこす子どもが年々増えている。
日本スポーツ振興センターのまとめによると、2012年度は過去最多の4971件だった。05年度の
約2倍。死亡事故は約20年間に80件あった。夏だけでなく梅雨の時期も体が暑さに慣れておらず、
熱中症が起きやすい。センターは休憩を頻繁に入れるなど予防に力を入れるように注意を呼び掛け
ている。
センターは学校で起きたけがや病気の医療給付をしていて、全国児童・生徒の約97%が加入して
いる。熱中症で5千人以上の医療費がかかったケースを調べた。毎年のデータがある05年度以降
日照時間が少なかった09年度などを除き、年々増えていた。
05年度は2565件だったが、10年度以降は3年続けて4千件を超えている。
熱中症の意識が高まり、診察を受けるケースが増えたことも原因とみられる。
死亡事故もほぼ毎年数件起きている。
センターは、1990~12年度に報告された80件を分析。8割以上が7~8月に起きていた。
体育祭の練習など「体育活動」での事故が74件で、そのうち69件は部活動。競技別では野球19件
ラグビー10件、剣道8件、サッカー7件、柔道6件など。炎天下でランニングやダッシュをしていた
ケースが多いが、室内競技でも注意が必要という。
約7割が高校生。学年別では高3は6件だが、高1は27件。競技に慣れてないなかでの激しい
トレーニングが事故につながった可能性がある。9割が男子。
肥満傾向の人が多かった。気温が低くても湿度が高いと危ない。
25度以下で起きた死亡事故もある。梅雨の時期は注意が必要という。
調査に携わった国立スポーツ科学センターの川原貴・センター長は「トレーニングが本格的になる
高校生で多くなる傾向がある」と話す。
とのこと
部活動での熱中症、対策は
・直射日光での長時間の運動は避ける。
・なるべく涼しい時間帯を選ぶ。
・休憩を頻繁に入れる
・下痢、発熱、疲労などがあれば休む。
・こまめに水分補給。
・直射日光は帽子で防ぐ。
・軽装で、吸湿性や通気性の良い素材を。
・意識障害があれがすぐに救急車を要請
等が挙げられていた。
全国的にあまり気温の差がない日が続いています。気を付けましょう。
F
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部活動など学校で熱中症をおこす子どもが年々増えている。
日本スポーツ振興センターのまとめによると、2012年度は過去最多の4971件だった。05年度の
約2倍。死亡事故は約20年間に80件あった。夏だけでなく梅雨の時期も体が暑さに慣れておらず、
熱中症が起きやすい。センターは休憩を頻繁に入れるなど予防に力を入れるように注意を呼び掛け
ている。
センターは学校で起きたけがや病気の医療給付をしていて、全国児童・生徒の約97%が加入して
いる。熱中症で5千人以上の医療費がかかったケースを調べた。毎年のデータがある05年度以降
日照時間が少なかった09年度などを除き、年々増えていた。
05年度は2565件だったが、10年度以降は3年続けて4千件を超えている。
熱中症の意識が高まり、診察を受けるケースが増えたことも原因とみられる。
死亡事故もほぼ毎年数件起きている。
センターは、1990~12年度に報告された80件を分析。8割以上が7~8月に起きていた。
体育祭の練習など「体育活動」での事故が74件で、そのうち69件は部活動。競技別では野球19件
ラグビー10件、剣道8件、サッカー7件、柔道6件など。炎天下でランニングやダッシュをしていた
ケースが多いが、室内競技でも注意が必要という。
約7割が高校生。学年別では高3は6件だが、高1は27件。競技に慣れてないなかでの激しい
トレーニングが事故につながった可能性がある。9割が男子。
肥満傾向の人が多かった。気温が低くても湿度が高いと危ない。
25度以下で起きた死亡事故もある。梅雨の時期は注意が必要という。
調査に携わった国立スポーツ科学センターの川原貴・センター長は「トレーニングが本格的になる
高校生で多くなる傾向がある」と話す。
とのこと
部活動での熱中症、対策は
・直射日光での長時間の運動は避ける。
・なるべく涼しい時間帯を選ぶ。
・休憩を頻繁に入れる
・下痢、発熱、疲労などがあれば休む。
・こまめに水分補給。
・直射日光は帽子で防ぐ。
・軽装で、吸湿性や通気性の良い素材を。
・意識障害があれがすぐに救急車を要請
等が挙げられていた。
全国的にあまり気温の差がない日が続いています。気を付けましょう。
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タグ:熱中症対策
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