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ひまわり8号何に役立つの。効果 [精密度]

NHKニュース
2014年10月7日
  ひまわり8号 何に役立つの
 新しい「ひまわり8号では」では、台風の中心付近の風向きや風速をこれまでより
詳しく捉えられるため、進路の予報の精度も向上すると期待されています。

気象庁によりますと、台風の進路の予測は台風を取り巻く雲の風向きや風速の観測を
基に行われていて、海上にある場合には衛星による観測が重要な情報になっています。

 この20年で制度は大幅に向上しましたが、依然として誤差の範囲は大きく、24時
間後の予測ではおよそ90キロ、48時間後ではおよそ150キロ、72時間後では
200キロ以上となっています。

 台風の画像を撮影する頻度は、現在の「ひまわり7号」が30分に1回なのに対し、「
ひまわり8号」は12倍の2分半に1回となるため、より詳しい観測が可能になります。

 気象庁が3年前の9月に「ひまわり6号」で試験的に台風を5年ごとに撮影した画像
では、台風の雲の動きがより詳しく捉えられています。

 気象庁は「ひまわり8号」によって台風の進路の予報の精度が向上し、誤差の範囲は
24時間後の予報ではこれまでよりおよそ10キロ、72時間後では20キロ程度改善
できると期待しています。

黄砂や火山ガスの観測も可能に

「ひまわり8号は」は、これまで白黒だった衛星画像をカラーで表示できるようになる
ため、雲と区別ができなかった黄砂や火山ガスなどを観測できるようになるということ
です。

現在運用されている「ひまわり7号」では衛星画像を白黒でしか表示できないため、黄砂
は雲と同じように写り区別が難しいほか、火山ガスは画像では捉えられないのが現状です。

これに対して「ひまわり8号」は、搭載するセンターの能力が大幅に向上し、赤と青それ
に緑の光を認識でき、画像をカラーで表示できるようになります。

このため黄砂は雲などと区別して茶色っぽく表示できるようになり、観測や予報に役立て
られるということです。

また大規模な噴火の際には、拡散する火山ガスも観測できるということで、影響の出る
範囲を予測し、早めに注意を呼びかけるのに役立つと期待されています。


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