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ラクトフェリンの働きに注目 [免疫]

朝日新聞に記載された内容です。

食中毒対策には、細菌やウイルスが体内に入っても「発症しにくい体」「重症化しにくい体」
を作ることも大切だ。
そこで今、大きな注目を集めているのが、母乳などに多く含まれている「ラクトフェリン」の働きだ

北海道大学名誉教授の島﨑敬一農学博士によると、「ラクトフェリンは、様々な細菌やウイルスに
結びついて静菌・殺菌したり、腸内の善玉菌を増やしたりして、感染症などから体を守る【防波堤】
のような役割を果たしていると考えられています。とのこと。

ラクトフェリンと感染症の関連についての研究では、離乳後の幼児のうち、ラクトフェリンを摂取
(1日1グラム相当を6か月間)していたグループは摂取していなかったグループに比べて感染症
による下痢症状の発症期間が短くさらに、脱水症状の発症率も低いという結果が得られた。・

また、急性の下痢を発症した乳幼児47人にラクトフェリン(1リットル当たり1グラム相当含有)
等を含む水を与えた結果、摂取しなかった乳幼児91人に比べ、症状の回復が早かったという
研究結果もある。

「食中毒で重症化しやすい子どもや高齢者に加えて、加齢や運動不足、ストレスなどで免疫力が
下がっていると思われる人は、日頃からラクトフェリンを摂取して、感染症に負けない体作りを
心がけるとよいでしょう」(島﨑博士)

ラクトフェリンとは

人などの哺乳類の乳や涙、唾液等に含まれるたんぱく質。母乳、特に初乳に多く含まれ、生まれた
ばかりの赤ちゃんを細菌やウイルスから守る重要な成分と考えられている。
近年、乳原料から抽出する技術が開発され、様々な製品に配合されている。

日頃からラクトフェリンを含む食品を探しておこう。


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タグ:体つくり
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