桜島 火山の状況に関する解説情報

火山活動状況（６月２０日から６月２３日１５時）
＜火口周辺警報＞（噴火警戒レベル３、入山規制）が継続
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡管区気象台　鹿児島地方気象台　発表
桜島では噴火活動が続いています。
昭和火口では、爆発的噴火が２回発生しました。噴火に伴う噴石の飛散は雲のため観測できません
でした。また、同火口では、夜間に高感度カメラに明瞭に見える火映２１日から２３日にかけて観測
しました。

南岳山頂火口では噴火は発生しませんでした。

火山性地震は少ない状態で経過しました。噴火に伴う火山性微動が発生しています。

６月２０日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は（速報値は以下の通りです。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　火山性地震　　　火山性微動　　　爆発的噴火
６月２０日　　　　　　　　　　　　　２回　　　　　　　　４回　　　　　　　　　０回
６月２１日　　　　　　　　　　　　１１回　　　　　　　　１回　　　　　　　　　０回
6月22日　　　　　　　　　　　　　13回　　　　　　　　1回　　　　　　　　　０回
6月23日（15時まで）　　　　　　５回　　　　　　　　9回　　　　　　　　　　2回

噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など

レベル３（入山規制）
桜島

防災上の警戒事項など

昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する
大きな噴石及び火砕流に警戒してくださ。

風下側では火山灰だけではなく＜小さな噴火（火山れき）が遠方まで風で流されて降るため注
意してください。

爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどの恐れがあるため注意してくださ
い。また、降雨時には土石流に注意してください。

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タグ：火山噴火